ベセント米財務長官は日銀が円安対策として連続利上げを検討すべきか問われ、適切な対応を取ると期待していると語った。G20前の会議を控え、南部ノースカロライナ州アッシュビルでの発言となった。
ベセント米財務長官はロイターのインタビューで、日銀が円安対策として連続的な利上げを検討すべきかどうか問われた際、日銀が「適切な対応」を取ると期待していると述べた。円相場は「かなり抑制されている」との認識を示し、無秩序な動きではないとも示唆した。
長官は31日から開かれるG20財務相・中央銀行総裁会議を前に、会場となるアッシュビルで発言。片山さつき財務相、植田氏と会談する見通しだとも述べた。
日銀は金融引き締めとなる利上げをより積極的にすべきかについては「何をすべきか言うつもりはない」と説明。安倍政権時代の経済政策について触れ、リフレ政策だったアベノミクスはおそらく終わりを迎えたと考えていると述べ、日銀と高市政権をけん制した。
財政政策については「彼らはただ静観してアベノミクスの恩恵を享受し、それを継続すべきだ」と主張した。