住宅着工の低迷を背景に建築用塗料市場が縮小する中、温度上昇を抑える遮熱塗料が成長分野として注目。中部の塗料メーカーは冬場の保温効果や工事の効率化を狙う製品開発を進めている。
人口減少と建築資材の高騰によって住宅着工数が減少しており、建築用塗料の出荷量はこの10年でおおむね3割程度減っている。市場全体が縮小する中、遮熱塗料が新たな成長分野として注目を集めている。
遮熱塗料は夏場の室内温度の上昇を抑制する効果が期待され、需要の拡大を促す要因となっている。暑さが深刻化する現状で、建物の快適性向上やエネルギー消費の抑制に寄与する可能性が指摘されている。
中部地方の塗料メーカーは、遮熱機能を持つ製品の開発を加速させるとともに、冬場の保温効果や工事の効率化を重視した新製品の投入を進めている。限られた成長分野の奪い合いの中で競争力を高める動きだ。