かどや製油のTOBを巡る争奪戦で、アドバンテッジパートナーズが対抗提案を正式表明。インテグラルのTOB開始時期は11月中旬を想定し、提案価格は2654円である。株主協力次第で上乗せの余地がある。
国内投資ファンドのインテグラルが実施中の株式公開買い付け(TOB)に対し、かどや製油は28日夜、アドバンテッジパートナーズから法的拘束力のある対抗提案を受けたと発表した。記事ではアドバンテッジが「ファンドである候補者」として開示されつつ、複数の関係者がこの動きを確認していると伝えている。これにより、かどや製油の経営権を巡る争いは一層激しくなる見通しとなっている。
発表資料によれば、アドバンテッジは1株2654円でのTOBを提案。インテグラルは11月中旬にTOBを開始する意向を示しており、アドバンテッジの提案はこの価格を上回る可能性がある。大株主の三菱商事と三井物産がいずれも20%を超える保有を維持しており、両社の協力を得られれば、TOBの一般株主向け価格を2760円へ引き上げる余地があるとみられる。