域外スーパーが中部で出店攻勢。ベイシアは三心を業態変更し岐南店を含む計3店で展開を進める。一方ラ・ムーは東浦町出店を検討している。
中部地方に本社を置かない食品スーパーが、中部で出店攻勢を強めている。製造業を中心に地域経済が安定して推移する中、安定的な個人消費を取り込む狙いで各社がご当地グルメなどの特色を前面に出す方針を取っている。
ベイシアは三心を100%子会社化した後、岐南町の店舗を活用して「ベイシアフーズパーク岐南店」を11日にオープンした。今冬には玉ノ井店(旧店)を含む計3店の業態変更を進め、来春には岐阜市のうずら店の建屋活用による開業を予定している。岐南店ではご当地グルメを中心に総菜や寿司、スイーツ等を取り扱う。
西日本を地盤とする大黒天物産は愛知県東浦町でディスカウントストア「ラ・ムー」の出店を検討しており、開業は2027年以降になる見通し。大阪屋ショップは北陸を拠点に日進市赤池町で新規出店を今秋に予定し、北陸の鮮魚やパンを取り扱い愛知・岐阜の2県で4店目となる出店を目指す。出店地は東浦町緒川とされ、広域からの集客を見込む。
愛知・岐阜2県での店舗売上高を200億円規模へ増やす目標を掲げており、地域を重点エリアとして育てる戦略が取られている。