サカタのタネの坂田宏会長がGREEN×EXPO2027での出展計画や花の育種・社会貢献の取り組みを語った。庭園展示や特設館を含む展示構成や、耐暑性品種の開発など今後の取り組みの全体像が示された。
国際園芸博覧会関係者のインタビューシリーズ第18回として、サカタのタネの坂田宏代表取締役会長が登場した。花と緑の農園芸業の継承と新しい園芸文化の普及へ向けた意気込みが語られた。
出展計画では、GREEN×EXPO 2027の横浜開催に合わせて庭園展示のほか、Farm&Food Villageに特設館を設置して館内展示を行う。さらに屋内出展を夏季に9日間ずつ計2回行い、Urban GX Villageでは屋外展示を通じて庭園の展開を予定している。
花の育種面では耐暑性・耐病性・耐寒性・耐湿性といった気候変動に対応した品種開発を進めており、サンパチェンスやジニア、ベゴニア、センニチコウなどのシリーズが紹介された。花持ち改善としてポーレンフリーのPFシリーズやヒマワリ「かがやき」といった品種の取り組みも示された。
GREEN×EXPO 2027の意義として、花と緑の農園芸業の地場企業として同博覧会のテーマ「幸せを創る明日の風景」に共感し、世界へタネを広める展示を目指す考えが示された。特設館の展示は旅するタネと私を題材に、来場者が見る・聞く・触れる・香るといった体験を通じてタネの意味を伝える構成になる予定だ。
シリーズ全体を通じて、タネの源である花と緑の重要性を訴えつつ、社としての育種技術の日本の優位性をPRする意図が読み取れた。