WSPがGCM Corpoを買収し、カナダ国内の産業コンサルティング事業基盤とデジタル能力を強化する。買収はWSPのグローバル戦略を後押しする一手とされる。
WSPはカナダの産業アドバイザリー事業者であるGCM Corpoを買収すると発表した。買収によりカナダ国内の事業基盤を拡大し、エネルギー市場と産業市場の変化に対応するための規模とノウハウを強化する。
GCM Corpoは世界50カ国で約8万3000人のスタッフを擁し、そのうち約1万2500人がカナダに在籍している。同社のスマート運用管理プラットフォームと30年に及ぶ産業ITの経験をWSPのITポートフォリオへ取り込むことで、デジタル能力の強化を目指す。
買収はWSPの2025~2027年グローバル戦略行動計画を後押しする見込みで、カナダのエネルギー市場と産業市場の成長を背景に、地域ネットワークと能力を強化する狙いがある。
拡大の重点として、WSPはカナダ西部・東部・ケベックの産業中心地での事業基盤を深め、同時にGCM Corpoの顧客基盤を活用してフルサービス提案を強化する。
この動きはWSPが同国の大規模プロジェクトとデジタルソリューションの統合を加速する一環であり、エネルギー・鉱業・産業分野の長期的な成長を支えると見られている。