ファンペップは塩野義製薬と機能性ペプチド「SR-0379」に関する全世界ライセンス契約を締結し、後にオプション契約を付与された。あわせて花粉症ワクチン向け抗IgEペプチド「FPP004X」についても全世界開発・商業権のオプション契約を結んだ。
ファンペップは塩野義製薬とSR-0379に関する全世界を対象としたライセンス契約を締結し、同時にオプション契約を設定した。2025年10月には同社と住友ファーマとのIL-17A関連の共同研究のオプション契約が終了しているが、塩野義製薬は現在同社の筆頭株主で、出資比率は2026年6月末時点で5.29%となっている。
新たには、花粉症ワクチンの抗IgE抗体誘導ペプチド「FPP004X」について全世界を対象とした独占的開発および商業化権のオプション契約が締結され、あわせて資本業務提携も行われている。これにより同社は創薬プラットフォームを用いた収益モデルを推進する方針を示している。
同社のビジネスモデルは、第2相臨床試験の前半を自社で進め、後半は製薬企業とライセンス契約を結ぶことで進行する。契約一時金・マイルストーン・上市後のロイヤリティ収入を得る仕組みであり、抗体誘導ペプチドは早期のライセンス契約締結が比較的見込める可能性があるとされている。
臨床試験の期間は疾患によって異なるが、一般的には第1〜第3相で約3〜7年を要する見込みで、良好な結果であれば承認・上市までおおむね1年程度の審査期間が見込まれる。現在は開発段階のため損失が続くが、上市後の売上が一定規模に成長すれば収益化の可能性があるとされている。