TOYO TIRES がジャパン トラックショー2026へ出展。現行ラインアップのほか、日本未発売のM655の参考展示も行われた。
国内大手タイヤメーカーのトーヨータイヤが、パシフィコ横浜で開催中のジャパン トラックショー2026に出展している。新製品や現行タイヤのラインアップを紹介し、物流課題の解決につながる基盤技術やリトレッドタイヤの展示も行われた。ブースは黒を基調とし、アクセントに青を用いた洗練されたデザインで来場者を迎えた。センターにはステージが設置され、イベントでは新製品の開発秘話や安全運転の取り組みなどが紹介された。
新製品として4軸低床トラック・バス用オールウェザータイヤのM630が展示され、耐摩耗性とロングライフを追求した設計が示された。同時に小型トラック・バス用のオールウェザータイヤDELVEX M635も公開され、いすゞエルフ前での展示が行われた。M630は肩落ち摩耗を従来品比で大幅に抑える新パターンを採用し、物流現場の発進・停止要件に対応する設計となっている。
また、M646、M939、NANOENERGY M176、NANOENERGY M151EVといった既存ラインアップの耐摩耗性・氷雪路性能・転がり抵抗性能を重視したモデル群が並べられ、ステージ前には大径タイヤが並んでその規模感を伝えた。安全運転啓発コーナーでは冬用タイヤやチェーンの正しい使い方、車輪脱落防止のポイントを解説する展示も用意されていた。
M655は日本国内には未導入という参考展示品で、北米市場向けのオンロード・オフロード対応タイヤとして注目を集めた。トーヨータイヤは反響を確認するために展示したとされ、今後の市場動向を見極める意図が窺えた。体験コーナーにはボルト締め付けの計測や軸力の重要性を学ぶコーナーも設けられ、来場者が実際の作業を体験できるよう配慮されていた。