日本国内でのラグジュアリーコンシェルジュサービス調達は、現時点で日本資本の企業は確認できず、海外発の企業が日本市場へ向けて提携デスクや現地対応を用意する動きが中心となっている。
日本国内のラグジュアリーコンシェルジュ市場の調達先候補として挙げられる38社のうち、日本に本社を置く企業や日本市場向け専用サービスを展開する日本資本の企業は確認できなかった。QuintessentiallyやJohn Paul、Velocity Black、Knightsbridge Circleなどは海外発祥で、東京や大阪に現地パートナーやオフィスを持つ場合があるが、日本企業には該当しない。海外企業は東京・丸の内や銀座、表参道などの高級施設や外資系銀行・ホテルのコンシェルジュデスクを通じ、日本語対応のスタッフを配置する専用デスクを設置するケースがある。インバウンド向けには通訳や手配をパッケージ化する方法が一般的だ。
調達時には、応対の丁寧さだけでなく予約・問い合わせのリードタイムが分単位で約束されているか、緊急時の対応フローが実証済みか、公式認定や提携先の認証を受けているかを確認することが重要とされる。専任コンシェルジュの常駐と日本文化・言語に精通したローカルサポート、24時間365日の体制、品質マニュアルや研修制度、繁忙期でもサービスレベルが維持できる供給能力の検証も不可欠とされる。