吉本興業とSBIがエンタメ領域の新会社を合弁で設立する基本合意を発表。デジタル証券を活用した資金調達手法の検討や、SBIの1000億円規模のコンテンツファンド活用が進む見通しだ。
吉本興業は10月14日にSBIと業務提携に向け基本合意を発表した。両社は合弁会社を設立し、SBIのセキュリティ・トークン基盤を活用して、映画や番組などのコンテンツ分野で新たな資金調達手法の開発に取り組む。
合弁会社では吉本興業が持つコンテンツや映像制作のノウハウとSBIの金融技術を組み合わせる。STは株式や債券などの権利をブロックチェーン上でデジタル化したもので、資金調達に活用する新たな仕組みを検討する。
両社はSBIが組成する1000億円規模のコンテンツファンドを活用し、映像作品や興行・イベント、スポーツ、デジタルコンテンツなどへの投資を進める。吉本興業も同ファンドに出資する方針だ。
SBIは2025年5月、グループのメディア・エンターテインメント・マーケティング関連事業を統括するSBIネオメディアホールディングスを設立した。今回の提携も金融とメディアを組み合わせてコンテンツ事業を拡大する取り組みの一環となる。