大和証券グループ本社は、業務委託先の不正アクセスを受け顧客約11万人の氏名・メールアドレス・証券口座番号などが漏洩した可能性があると発表した。流出情報は合わせて約22万件程度に及ぶ可能性があるが、現時点で口座の不正取引には繋がらないと説明している。
大和証券は5日、業務委託先のサーバーで不正アクセスがあったとして、顧客約11万人分の氏名・メールアドレス・証券口座番号などが漏洩した可能性があると発表した。不完全な情報のまま流出が確認され、同社は外部委託先の再点検と再発防止策の検討に着手している。
不正アクセスは10月2日夜から10月3日朝にかけて発生し、SC社のサーバー内の情報が抜き取られた形跡が確認された。個人を特定できない情報を含めると約22万件程度の情報が漏洩した可能性があるとしており、現時点で口座へのアクセス・取引の可能性は否定している。
大和証券は情報流出の影響を受けた顧客に対して注意喚起を呼びかけ、外部委託先の点検と再発防止策の策定を進める方針を示している。今後、再発防止の具体策や影響範囲の詳細が公表される見通しで、顧客情報の取り扱いについて引き続き注目される。
関連情報として、同社グループのセキュリティ対応や情報漏洩事案の今後の対応動向が市場関心の焦点となる見込み。