良品計画が取引先の原料・製造に関わる温暖化ガスのスコープ3を、2040年8月期までに21年8月期比で約3割削減する目標を公表した。雇用や生産の現場を含むサプライチェーン全体の削減に向け、協働検討を進める。
良品計画はサプライチェーン全体の温暖化ガス排出量を「スコープ3」から削減する目標を公表した。2040年8月期までに、商品の原料や素材生産、製造に関わる売上高あたりの排出量を、2021年8月期比で約3割削減することを掲げている。
同社の排出割合は、スコープ1とスコープ2が合わせて全体の4%を占め、スコープ3が96%を占める。スコープ3のうち、特に原料・素材生産・製造を含む「カテゴリー1」が74%に及ぶ。
目標達成に向け、取引先の工場に対して省エネや再生可能エネルギー導入の共同検討を働きかける。取締役上席執行役員は社会価値と経済価値の創出を両立させる方針を強調した。
同日説明会での発表内容を受け、今後もサプライチェーン全体の温暖化ガス削減に向けた取り組みが注目される。