ベルギー2部のKベールスホットVAを日本企業の金宝堂ホールディングスが経営参画。現地代表の談話から、葬祭事業を軸に展開する同社が欧州クラブ経営に挑む背景と計画の全体像が明らかになる。
ベルギーの伝統クラブ、KベールスホットVAの経営に、日本企業の金宝堂ホールディングスが参画する形で新たな再建フェーズが始まった。現地法人の代表取締役を務める大野祐介氏の話から、欧州クラブ買収の経緯と決断の背景が詳しく語られている。
金宝堂ホールディングスは葬祭事業を主力とする千葉発の企業グループで、ブランド拡大と新市場開拓の一環として欧州のスポーツ領域へ進出していく方針を示している。大野氏は、日本人選手の欧州挑戦を促進し、グループの認知度向上を狙う狙いを述べている。
ベルギーをターゲットに選んだ理由として、同国のクラブは株式買収で経営権を握りやすく外資の参入が進みやすい点が挙げられる。現地の受け入れ態勢やオーナーの柔軟性も高く、日本企業による運営の適性があるとの認識が示された。
ベールスホットを選んだ背景には、1部昇格を急ぐクラブよりも冬の補強機会を活用しやすい状況であり、降格リスクを前提とした買収によるコスト削減が可能だとの見立てがある。クラブの歴史と熱心なサポーターの存在も、再建の余地を感じさせる要素として挙げられている。