ヒューマノイドの関節部品として球面軸受が注目される事例として、ヒーハイストが挙げられる。同社は直線運動用の軸受を主力としつつ、球面軸受を含む自社開発品も持つが、売上の大半は大手直動メーカー向けのOEM受注中心である。
人型ロボットの関節では熱と摩擦を抑えることが重要で、ヒーハイストの球面軸受は摩擦の小ささと省スペース性で評価されていると日刊工業新聞が報じている。球面軸受は同社の品目の中で最も大きなグループではなく、三つある品目のうち最小のグループに位置する。
同社の売上構成は、球面軸受を含む自社開発製品のほか、直線運動用の軸受の加工・供給が中心で、顧客の大半は装置メーカーや大手部品メーカーで、THKへの納入が多いという。
株価の動きを左右する要因として、設備投資の波や顧客の集中、財務体力、テーマ株としての人気と業績のずれなど、複数のリスクを挙げている。決算短信では継続企業の前提に関する重要事象の記載がある点も留意点として指摘されている。
この記事は、ヒーハイストの二つの顔を一枚の地図として捉え、直動機器、精密部品加工、ユニット製品という三つの品目の売上構造と今後の成長条件、確認すべき指標を整理している。