メディアドゥは電子書籍流通事業の好調とSeven SeasのP/L連結開始を背景に通期業績予想と配当予想を上方修正した。さらにFirebrandグループの売却を受け、連結対象から除外される見込みで業績見通しの引き上げが進んでいる。
決算説明会資料では、2027年2月期第2四半期累計の売上高が583億円となり前年同期比8.3%増、EBITDAは20億1,000万円で増加した一方、営業利益は11億8,000万円で前年同期比15.0%減少、親会社株主に帰属する当期純利益は5億円で61.6%減となった。売上高の伸びは電子書籍流通事業の好調とSeven SeasのP/L連結開始が要因であり、期初想定を上回る着地となった。
本日発表された通期業績予想の上方修正では、Seven Seasの買収関連費用を含む影響にもかかわらず、特別利益の寄与と全体の利益見通し改善を反映し、親会社株主に帰属する当期純利益を27億6,000万円へ引き上げた。併せて、配当予想も期初の40円を15円上乗せの55円へ引き上げ、総還元性向を30%に維持する方針としている。
また、事業ポートフォリオの見直しの一環として、2026年3月にSeven Seasを買収した一方で、2026年10月にはFirebrandグループの売却を実施。第3四半期以降、Firebrandの売上高・EBITDA・営業利益は連結対象から除外されるものの、全体の業績予想は据え置かれ、Seven Seasの寄与を中心に業績の回復基調が継続する見込み。Seven Seasは第2四半期累計で売上高40億円超、売上の進捗は計画を上回る水準となっている。