JPYCはSBJ銀行とLINE NEXTの2社と業務提携の覚書を結び、銀行口座とデジタルウォレットを結ぶ口座連携型のチャージ機能の概念実証を共同で進める。時期は示されていない。
JPYCがSBJ銀行とLINE NEXTの2社と覚書を結んだと発表し、口座連携型のチャージ機能を概念実証する共同の協業に入ることとなった。SBJ銀行が銀行口座と基盤を提供し、JPYCのステーブルコインと既存金融サービスをつなぐ方法を検証する。LINE NEXTはUnifiなどのデジタルサービスとブロックチェーン技術を提供し、サービス形態の検討も含む。
JPYCの総流通量は発表時点で約32.6億JPYCと報じられ、プロジェクトの規模感を示す数値として触れられている。覚書には2社の戦略的業務提携も盛り込まれ、Unifiを含むLINE NEXTのWeb3サービスとSBJ銀行の金融サービスの協業可能性が検討される。
SBJ銀行は新韓銀行が100%出資する子会社であり、UnifiはLINEアプリ上のウォレットとして位置づけられていることから、両社の協業は将来的な送金・決済の新サービス創出を視野に入れている。JPYC社の過去の発表によればLINE NEXTはLINEヤフーグループの米国法人でWeb3事業を担う、という背景も同時に紹介されている。
なお、同日にSBI系の別件としてSBIと韓国のカード会社の提携に関する基本合意も報じられており、円建てステーブルコインを店舗決済へ活用する実証検討が進む可能性がある。