ダイフクは国際物流総合展で新開発の2機を披露し、完全無人化へ向けた自動化の方針を示した。実機デモと大画面で未来の物流センター像を紹介した。
ダイフクは東京ビッグサイトで開幕した国際物流総合展において、新開発の自動化機を2機披露した。展示テーマはRobotics in Motionで、記者会見には寺井友章社長と鳥谷則仁常務が登壇し、今後の開発方針と新製品の使い方を説明した。
新製品の一つはシャトルラックLXで、高密度保管と高い柔軟性を備える多機能パレット保管システムとして紹介された。段ごとに搬送台車を配置し階層移動できる点が特徴で、顧客への最適な保管形態の提案を進めるとされた。
もう一つはファインシャトルで、ハンガー式ケース自動倉庫として小口・多頻度出荷に対応する。ラック下段にコンベヤを配置し、ケースAMRとの組み合わせによる柔軟なレイアウトを実現すると説明された。
寺井社長はAI技術と画像認識、アルゴリズムを活用して自動化領域を拡大し、2030年には実証実験を始めたいと語った。薄い物のハンドリングや人とロボットの共存を含む課題解決に向け、ヒューマノイド開発も検討しているとの方針を示した。