第一ライフグループの株価は2026年に急伸し、2026年7月27日に上場来高値の1,959円をつけた。長期金利の上昇と株主還元の強化、海外事業の成長戦略が背景にあり、今後の動向とリスクを整理する。
第一ライフグループ(第一生命)は2026年に株価を大きく押し上げ、7月には分割後の上場来高値1,959円を記録した。この記事では、株価上昇の背景と今後の展望を分かりやすく解説する。
株価上昇の要因として、国内長期金利の上昇が運用収益の拡大を促し、グループ修正利益の過去最高が株主還元の原資となっている点が挙げられる。配当性向の引き上げと自社株買いによる還元強化も支えとなっている。
資本効率の向上と中長期の成長戦略も株価を支える要因として挙げられ、2024年度以降の中期経営計画の進捗を前倒しで達成、2030年度に向けた成長投資を推進する方針が示されている。
今後は金利・株価の動向や解約増加、海外事業の進捗次第でリスクが生じる可能性がある点にも留意が必要とされ、海外事業の成長と為替・のれんリスク、ESR水準の動向が注目される。
第一ライフの事業は国内保険、海外保険、アセットマネジメント、新規事業の4領域を軸に展開しており、海外事業を成長ドライバーとして比率を高める計画が示されている。2026年3月期の経常収益は11兆3,082億円、グループ修正利益は過去最高を更新した。