MLCC関連株の本命株と出遅れ株を一覧化した内容で、村田製作所を筆頭に太陽誘電・TDK・京セラなど日本勢のMLCC関連企業と、材料・装置分野の上流銘柄の動向が整理されている。エッジAI需要の拡大を背景にMLCCの重要性が継続的に注目される見込みだ。
半導体デバイスの需要増加に伴い周辺部品としてのMLCC(積層セラミックコンデンサ)の重要性が高まっており、日本企業が世界市場の主導権を握っていると説明されている。スマホやAIエッジ機器の普及によりMLCCの需要が拡大するとの見方と、AIサーバー向け需要の高まりが今後の市場動向の焦点になると整理されている。
MLCC関連株とは、MLCCを製造・材料・加工・装置のいずれかで扱う銘柄を指す総称で、スマートフォン1台あたりのMLCC搭載数の多さやエッジAIデバイスの普及が需要を押し上げる要因と説明されている。特に日本企業の世界シェアが高く、材料供給や製造工程に関わる周辺銘柄への波及効果が強調されている。
本命株として村田製作所、太陽誘電、TDK、京セラ、MARUWAなどが挙げられ、それぞれの世界シェアや事業の強み、そしてAIデータセンター需要への対応方針が紹介されている。太陽誘電とTDKの共同開発・資本提携の可能性、村田製作所のMLCC生産能力拡張計画と非核となる一部汎用MLCCの生産縮小方針、東レ・ノリタケ・石原産業など川上材料・加工の銘柄の動向が併記されている。
加えて、MLCC関連銘柄の出遅れ株として日機装・6376日機装・4027テイカ・4082第一稀元素化学工業・5367ニッカトー・6245ヒラノテクシード・5333NGK・4092日本化学工業・5400等とされる複数銘柄の紹介があり、各社の役割(塗布・焼成・圧着・材料供給など)に基づく位置づけが示されている。
これらの銘柄群はAI需要の拡大とともに設備投資の再活性化の恩恵を受けるとされ、今後の市場動向はMLCC関連の材料・製造・装置の集合的な動きとして注目される。