ブロンコビリーは2026年1月〜9月の売上が13%増、営業利益は前年同期比で約50%増と好調。サラダバー刷新と垂直統合による効率化が利益を支え、都心进出に向けた小型モデルの検証も進む。
ブロンコビリーは2026年1月〜9月の期間で売上を13%増やし、営業利益は前年同期比で約50%増と好調だった。年末商戦を前に通期の営業利益予想は39億7000万円で、進捗率は77%に達している。営業利益率は12.0%となり、前年同期比で2.9ポイント上昇した。
同社は2026年4月にサラダバーを「ブロンコビュッフェ」へ刷新し、セット価格の改定も実施。リニューアルと価格変更は客離れリスクを伴うが、稼ぐ力を高める効果が見られる。
競合比較では、東海地方を中心に展開する「ステーキのあさくま」が2026年2月〜7月で営業利益が約6%減少、北関東を中心に出店の「フライングガーデン」は4月〜6月で営業利益が前年同期比2.4%増だが、利益率は0.5ポイント低下した。
ブロンコビリーの強さは三つの要因、効率化、サービス力、そしてポジショニングに集約される。炊飯の自動化やハンバーグ成形機、食器回収ロボットなどを導入し、垂直統合で中間コストを削減。オープンキッチンで炭火焼きの価値を高め、サラダはロボット補充と契約農家直取引で鮮度を保つ。原価率は2025年12月期で約33%と、競合の34%、44%を下回る。
今後は110〜130席の郊外型に対し、中型・小型モデルの展開を加速。羽生noNIWA店は82席の中型店で、都心への出店を視野に20〜50席の新業態を検証する予定だが、炭火焼きとブロンコビュッフェを小スペースでどう提供するかが課題となる。総じて小型店の成否は高付加価値型ビジネスの転換力にかかっている。