日本電気硝子の特例子会社、電気硝子ユニバーサポートが「障害者雇用職場改善好事例」機構理事長賞奨励賞を受賞。聴覚障害の社員が作成した動画マニュアルで障害者の業務習得を支援した点が評価された。
日本電気硝子の特例子会社である電気硝子ユニバーサポートが、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)の「令和8年度障害者雇用職場改善好事例」において理事長賞奨励賞を受賞した。募集テーマは「デジタル技術の活用」で、全国87事業所から応募があり、9月18日に滋賀県庁で表彰式が行われた。
取り組みの中心は、聴覚障害のある社員が新卒社員を指導するためにiPadで動画マニュアルを作成した点である。動画は作業工程を写真で示し、音声に頼らず誰でも理解できる内容として設計され、手元の道具の使い方や細かな動作を分かりやすく伝えるよう作られている。これにより、指導者と受講者双方の意思疎通を補完することを狙っている。
導入後の効果として、教わる社員の作業習熟期間が短縮され、作業ミスが減少した。指導内容のばらつきが解消され、業務の標準化が進み、指導役のグレード昇格といった評価にもつながった。今後も障害者雇用を推進し、個々の能力を発揮できる職場づくりを進めるとしている。
今回の受賞について同社は今後も社内のスキルアップと障害者雇用の推進に取り組む方針を示している。