ラオスを拠点にAIoTで製造現場の予知保全を進めるセンサーノードが、Sensorcloudsを軸に故障兆候の早期検知やエネルギー管理を実証。2030年までの顧客拡大と東南アジア展開を目指す。
ラオス拠点のSensornode IoT Technology(センサーノード)は、AIとIoTを組み合わせたAIoTの普及を進めており、創業者はティー・チュアンテビー氏。今回の取材日付は2023年で、同社は製造業や農業・エネルギーなど幅広い分野で実証実験やシステム導入を進めている。
主力サービスの「Sensorclouds」は、振動センサーなどのIoT機器をクラウドへ接続して24時間監視し、異常な振動やエネルギー消費を検知すると担当者へ自動通知する。製造現場では故障兆候を事前に把握する予知保全に活用され、ベアリング摩耗や部品緩み、軸ずれの早期特定を通じて操業停止の回避と保守費用の抑制に寄与する事例がある。
農業分野では土壌・作物・家畜の監視や、施肥・給餌・灌漑・換気の自動制御を実現。資源の無駄を抑えつつ生産性向上を図る。
同社の強みはソフト開発だけでなく、センサー設計や通信網構築、クラウド接続、現場設置までを一貫して行う点。地元エンジニアの柔軟な対応が大手企業との差別化要因として位置づけられている。