NY市場で米CPIを通過してもドル円は方向感を欠き、159円台半ばで推移。日本当局の介入警戒感は依然として残る。
NY時間の取引終盤、ドル円は約159.50円付近まで買い戻され本日高値圏まで達したが、米消費者物価指数(CPI)を通過しても方向感が出なかった。市場では160円近辺の節目を意識した動きが続いている。
日銀の政策金利は1.00%であるのに対しFRBの金利は3.50〜3.75%と日米金利差は大きい。日米協調介入は164円近辺に接近した際に実施されたが、介入効果は徐々に薄れているとの見方が出ている。
円は8月に入って1%超下落しており、最近の介入で一部戻した分は失われつつある。市場関係者からは介入への警戒感が終わったとはまだ判断できないとの声が挙がっている。
本文が伝える現状は、ドル円が再び160円に近づく局面がある一方、当局の介入姿勢は継続して示されており、今後の動向には注目が集まっている。