尾道造船がUSVの建造に乗り出す計画を公表し、米ブルワーク・ダイナミクスと協業して国内で量産型無人艇の開発を目指す。貨物輸送型USVを軸に、防岸上陸機能を想定した共同開発の道筋が伝えられている。
尾道造船がUSV(無人水上艇)の建造に乗り出すと、日本経済新聞が報じた。中堅の造船メーカーとして民間船舶だけでなく官需分野への適用を模索してきた同社が、新たな事業領域へ踏み出す動きが伝えられている。
USVの開発は米国のスタートアップ、ブルワーク・ダイナミクスと基本合意を締結して進められる。ブルワークは国内で量産型無人艇の製品分野を立ち上げることを目指すとしている。
両社が日本国内で建造を目指すUSVは貨物を積んだコンテナを輸送し、港湾設備のない海岸へ乗り上げ荷役を行えるビーチング対応型として設計される予定。既に米国内で試作機の実証を進めているとされる。
防衛省の運用するビーチング能力を持つ輸送艦の現状を踏まえ、離島部への輸送力確保を目的にUSV導入の可能性が検討されているとの見方が報じられている。