日本国内で血糖測定器を調達する際の候補企業と国内供給体制を整理した。主要な国産4社の存在と海外資本企業の動向、調達時の確認ポイント、用途別の要求仕様を要点だけまとめる。
本記事は、日本国内で血糖測定器を供給候補とする企業群を整理する内容である。リストにはロシュ・ディアビティスケア、アボット、メドトロニック、テルモ、ニプロ、アークレイ、サンワ科学研究所、PHCホールディングス、デックスコム、ジョンソン・エンド・ジョンソン(ライフスキャン)などが挙げられており、国内外の供給形態が併記されている。
国内に純国産メーカーとして地位を確立しているのはテルモ、ニプロ、アークレイ、サンワ科学研究所の4社で、PHCホールディングスは旧バイエルの糖尿病ケア部門を取得した経緯から国内での生産・販売拠点を有す。大正製薬も医療用連携はあるが主力はOTCである一方、他社は海外資本として日本法人を通じて輸入販売を行うケースが多い。
調達時にはリードタイムの長期契約時の変動リスク、PMDA承認やJIS規格適合といった医療機器認証の確認、日本国内の技術サポート拠点の有無、消耗品の長期供給安定性と代替品情報の開示といった点が重要になる。これらの要素を総合的に判断し、供給の安定性を確保することが求められる。
用途別には自己血糖測定(SMBG)では携帯性や操作性、病院等では測定精度や衛生管理、在宅医療や遠隔モニタリングではデータ転送機能の有無が重視される。診断用途では高い基準値精度が求められる場合があり、用途環境の違いが求めるスペックを決定づける。