SVPジャパンが全固体電池の世界市場の現状と将来展望を公開しました。世界市場は2024年時点で約11.5億ドルと推定され、車載分野の性能向上や量産体制の整備が市場成長の要因として挙げられています。
会員制マーケットリサーチを提供するSVPジャパンは、全固体電池の世界市場の現状と将来展望をまとめた「全固体電池-世界市場の現状と将来展望-」を会員企業向けに公開した。全固体電池は液体電解液を用いず、固体電解質を用いる次世代二次電池で、2024年の世界市場は11.5億ドルと推定され、研究開発段階から商業化初期へ移行しつつある。
レポートでは、大手電池メーカーが量産技術の確立と生産体制の整備を進める一方、専業スタートアップが自動車メーカーと連携を深めていると指摘している。日本企業はセル開発だけでなく、固体電解質や電極材料、製造装置といった周辺領域でも存在感を示しており、共同開発が活発化している。一方で、技術・製造・制度面の課題が残り、本格普及にはこれらのクリアが鍵になるとされている。