船場は米国のSHoP Architectsと戦略的業務提携を締結し、グローバル市場の開拓と事業基盤の強化を目指す。提携はSHoP社にとって日系企業初の連携となる。
船場と米国拠点のグローバル建築設計ファームSHoP Architects, Inc.が戦略的業務提携を締結した。目的は両社のビジネスネットワークを連携させ、グローバル市場での新規案件獲得と事業基盤の強化を図ることだ。
SHoP社は高度なBIMと先端テクノロジーを活用した設計手法で知られ、福岡空港国際線ターミナルの受賞など国内外で評価を高めている。船場は調査・企画からデザイン、設計、施工、メンテナンスまでを手掛ける体制を持ち、商業施設やオフィス、公共施設での空間創造に強みを持つ。今回の提携により、両社のグローバルな設計知見と現場力を組み合わせ、これまでにない価値の空間提供を目指す。
今後は両社のネットワークを活用して日本国内だけでなく海外案件の獲得を強化する計画で、SHoP創業者のクリス・シャープルズ氏はテクノロジーを活用した設計と施工のギャップを埋める点で船場の専門性が力になると期待している。船場の小田切潤社長は本提携をグローバルな空間クリエイティブ企業へ成長させる重要な一歩と位置づけ、ウェルビーイングやGXなどの視点を取り入れた持続可能な空間創造を加速させる方針を示している。