花王の2026年上半期の営業利益は前年度比38.5%増となり、通期予想を上方修正した。事業別では化粧品・ヘルスビューティケアの売上高・利益が堅調に推移し、国内外での成長が続いている。
花王は2026年上半期の業績を公表し、売上高は6495億円、営業利益は657億円となった。実質ベースで売上は前期比4.1%増、営業利益は20.3%増の伸びを示している。
化粧品事業は国内外の需要拡大に支えられ、売上高1310億円、営業利益は58億円程度の増益となった。国内は注力6ブランドの好調が寄与し、アジア市場の拡大も後押しした。
ヘルスビューティケア事業は売上高が同8.1%増、営業利益が190億円増の水準となり、日本・アジアでのビオレのUVケアが牽引し、米州では買収ブランドの復調も寄与した。
通期の業績予想は上方修正され、関税政策の影響や地政学リスクの想定を維持しつつ、グローバルな調達・生産体制の強化やコスト削減・価格転嫁を進める方針となっている。さらに株主還元として新たな株主優待制度を導入する予定である。