ナブテスコはサプライヤーを巻き込んだサプライチェーンの強靭化を進め、BCPを「事業継続能力」へ再定義する取り組みを紹介。講演では計画より能力の向上を重視する新たな考え方が示された。
製造業の事業は自社工場の防災だけでなく、材料や部品の調達が途絶えた場合の影響を大きく受けるとの認識のもと、ナブテスコはサプライヤーを含むサプライチェーン全体のBCP強化を推進している。講演では、調達を含む連携の強化がサプライチェーンの継続性確保に不可欠だと指摘された。材料・部品の供給確保を前提とした取り組みが求められるとの考え方が示された。
重要なのは「計画」ではなく「能力」とするBCPの再定義について、同社は「PlanからPowerへ」というスローガンを掲げ、危機に対応できる能力を高める取り組みを強調した。工場防災だけでなく、供給連鎖の持続性を担保する能力の構築が必須とされた。