アクセンチュア日本法人が中堅ITサービス企業のコムウェアを買収することで、AI活用とデジタル変革を強化する新体制を整える。買収に伴い180名を超えるコムウェアの専門人材がアクセンチュアへ移籍し、デジタル・コアの再定義を推進する。
アクセンチュア日本法人は中堅企業向けITサービスを提供するコムウェアの買収に合意したと発表した。今回の買収は、同社が2026年6月に立ち上げた新事業体「Accenture Edge」の機能を一層強化することを目的としており、取引の具体的な条件は開示されていない。
コムウェアは2000年9月設立で、基幹業務システムの導入・開発から保守・運用までを手掛け、製造業を中心にプロセス製造業の知見を有している。SAPジャパンのパートナーとしての実績があり、近年はSalesforceのパートナーとしてCRM領域にも展開している。
今回の買収により、コムウェアから180名以上の専門人材がアクセンチュアへ加わる。これにより、AI・データ・クラウドを活用したデジタル・コアの再定義を推進する体制が強化されると見られる。
アクセンチュア日本法人社長の濱岡大氏は、コムウェアの知見と自社のグローバルAI技術の組み合わせで再現性の高い変革サービスを迅速に届けたい意向を示した。一方、コムウェアの香山哲社長は、AI化が加速する業界での成長機会拡大を選択の理由として挙げている。