セキュリティ人材育成についてNRIセキュアテクノロジーズとラックが対談形式で語り、資格取得や研修を実務へ結びつける考え方が紹介されています。組織ごとに求める役割を整理することの重要性や、CISSPとSANSの活用の違いが詳述されています。
セキュリティ人材育成の課題として、多くの企業が人材不足とともに、育成すべき具体的な役割像を整理できていない点を挙げています。組織や事業、守る対象、内製か外部委託かにより必要な機能は異なるため、育成の出発点を仮置きし、教育や配置、実践機会を組み合わせて検証していくことが現実的だとされています。
資格や研修の活用について、CISSPは共通言語と判断力の基盤づくりに役立つとされ、継続学習が前提となると説明されています。一方でSANSは特定領域の深掘りを可能にする多様なトレーニング群であり、両者を同列に比較するのではなく、学ぶ目的によって使い分けるべきだとされています。
研修や資格取得を組織の力へ結びつけるには、学びを役割・実務・経験機会と結びつけることが有効だとされます。教育や資格は育成の起点となり得ますが、人材配置や支援体制、実践機会の設計が重要であり、学んだ知識を実務で活かせる環境づくりが求められると述べられています。
人材育成は問いを整理することから始まるとされ、組織ごとに求める役割と成長の方向を仮置きして進め、成果や反応を見ながら学び方や支援方法を継続的に見直すべきだと説明されています。対談にはNRIセキュアテクノロジーズとラックの双方の視点が反映され、お客様プロフィールとしてNRIセキュアテクノロジーズが紹介されています。