メキシコペソ/円は二番天井の可能性が取り沙汰され、円高方向へ転じる兆しが観測されている。さらにスイスフラン/円も上昇局面のレンジ下放れを示し、クロス円で円高への動きが広がっている。
メキシコペソ/円は、2020年には4円台だった水準がその後9円を超えるまで大幅に上昇した。高い政策金利差が買い材料となり、個人投資家の人気を集めてきた。
2024年7月の米ドル/円急落局面ではメキシコペソ/円は下落したが、2025年には再び上昇トレンドが再燃した。9月には陰線となり、これまでの上昇相場が転換点を迎える可能性が示唆された。
一方、米ドル/円は7月末の協調介入後も根強い円安傾向を維持する中、メキシコペソ/円は円高方向へ動く場面が見られ、クロス円全体で円高転換の兆しが浮上している。
スイスフラン/円は2020年頃には110円前後だったが、以降200円を超える水準まで上昇した。金相場の上昇と安全資産としての需要が要因とされる。
2026年前半に金相場の上昇が一段落すると、スイスフラン/円は198~204円のレンジで推移した後、7月末の介入をきっかけに下放れする動きとなった。