日本市場では長期金利が上昇し円高が進行、氷見野副総裁の講演を前に利上げ観測が強まる。銀行株が上昇、エヌビディアの好決算を背景に関連株にも動きがみられた。
長期金利が上昇したほか、短期金利の上昇もみられ、為替市場では円が買われる展開となった。金利上昇観測から債券相場は中長期債の下落が進み、日銀の利上げ観測が高まっているとの声が多い。
為替は円高方向に振れつつ、ドルは米国金利の動向を受けて軟化せず、円は高めに推移した。市場関係者は氷見野副総裁講演の内容次第で相場の変動リスクがあると指摘している。
株式市場では銀行株が買われ、TOPIXの押し上げ寄与度で一部銘柄が上昇。一方で朝方はエヌビディアの決算好感による買いが先行した後、利益確定の売りが広がる場面もあった。キオクシアHDは岩手県での製造棟新設を発表して株価を上げた。
市場参加者は9月会合での利上げを巡る見通しを維持しつつ、今後の発言内容に注意を向けている。金融株は利上げ観測の継続によって堅調さを保つ見通しとの声が多い。