野村證券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは、2026年末の円相場を1ドル154円と予想した。海外投資家のドル需要が弱まるとの見方と日米金利差縮小が背景として挙げられている。
2026年末の円相場は1ドル=154円を見込む。海外投資家のドル需要が弱まる上、日米の金利差縮小により円高・ドル安が進むとみられる。
海外投資家の4〜6月の対米証券投資の内訳をみると、米長期金利は4%台半ばと高水準にもかかわらず国債への資金流入は限定的だ。グロース株を中心とした株価上昇で対米投資の含み益が膨らむ中、投資家はドルのエクスポージャーを抑える動きを強める可能性がある。
日米金利差縮小を背景に円高・ドル安が進むとの見方がある一方、投資家の動向次第でドル建て資産の調整が続く可能性がある。