オムロンはインドでの製造自動化とヘルスケア領域の事業拡大を進め、現地の一連の拠点設立と移転、事業展開を通じて同国の産業変革に連動する価値創出を目指している。
インドの市場規模だけでなく、多様な分野で成長が進む現状を踏まえ、オムロンは工場の自動化とセンシング技術を軸に現地の製造業の高度化を支援している。インド政府の成長戦略の中で、研究開発やテクノロジー活用が重要視される中、オムロンは現地ニーズに適合したソリューション提供を推進している。
現地の事業史として、1996年に制御機器事業を開始した後、2006年にはOMRON Automation Pvt. Ltdを設立してインドでの事業展開を本格化。2014年にはムンバイに同国初のオートメーションセンターを開設し、世界的にも5番目に新設された拠点となった。2025年にはベンガルールへ移転して高度な製造拡大の拠点として位置づけられている。
インドの製造業の高度化を支える価値として、デジタル化とデバイスを軸としたGEMBA DXを推進。製品単体の販売から複数技術の統合によるソリューション提供へと転換し、現場の生産性向上と持続可能性の実現に寄与する取り組みを進めている。
ヘルスケア分野では家庭での血圧測定普及と遠隔連携を推進。オムロン ヘルスケアは心血管疾患予防や健康管理を支える取り組みを展開しており、 Going for ZERO のビジョンを現地で具体化する活動を行っている。