つながるアフリカ、広がるビジネスをテーマに、AfCFTAの最新動向と日・アフリカ経済連携の新展開を巡るセミナーが東京で開催され、複数の機関が協力して議論が行われました。
セミナー「つながるアフリカ、広がるビジネス~AfCFTAと日・アフリカ経済連携の新展開~」が2026年10月14日、東京の国連大学ウ・タント国際会議場で開催され、外務省が設置した産学官検討委員会の取り組みの一環として実施されました。参加者は158名に達し、日本政府・国際機関・民間企業・研究機関・大学など幅広い分野から集まりました。
プレゼンテーションでは、AfCFTAの実施状況と今後の展開が説明され、関税自由化の割合や原産地規則の運用、サービス分野の義務履行の現状と課題、デジタル貿易や知的財産権などの分野の拡大が指摘されました。 日本企業の投資・技術協力が地域生産ネットワークの形成に寄与する可能性があることにも言及されました。
デジタル市場の統合と日本企業との連携可能性について、デジタルインフラとデジタル主権、相互運用性の確保、SATA(スマート・アフリカ・トラスト・アライアンス)への言及があり、デジタル分野のリープフロッグと規制枠組みの整備が議論されました。 日本とアフリカの協力を強化するため、体系的な協働の仕組みづくりとデジタル分野の地域案件創出を目指す方針が示されました。
閉会セッションでは、AfCFTAの実施・地域統合・投資・地域バリューチェーンの構築といった課題が整理され、日・アフリカ経済協力の機会創出に向けた具体的な方策が検討されました。セミナーはアフリカの機関・各国政府・民間・学術界・開発パートナーが意見を交わす場として終結しました。