日本TCSが送配電事業者向けにエネルギーインテリジェンスプラットフォーム構築支援サービスを開始。IT/OT/ETデータを統合するデータ基盤を構築し、設備保全や系統運用、需給予測などを横断的に活用できる環境を提供します。
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS)は、国内の送配電事業者を対象に「エネルギーインテリジェンスプラットフォーム」(EIP)構築を支援するサービスの提供を開始した。ITとOT、ETを統合し、送配電網の安定運用を支えるデータ基盤の実現を目指す。
EIPはGIS、ADMS、データヒストリアンなどの主要コンポーネントを統合し、IT/OT/ET融合による統合データ基盤を構築することで、設備保全、系統運用、需給予測、経営管理などを横断してデータを活用できるようにする。長年混在してきたデータの横断利用を可能にする中立的なデータ統合手法の提供が狙いとされる。
日本TCSは電力送配電分野に特化した専門チームを設置。グローバルで培った電力業界の知見と実績を基に、日本国内の実情に合わせたEIPの構築を支援する。主要コンポーネントにはSCADA、EMS、ADMS、DERMS、データヒストリアン、GIS、Asset/OMSなどが含まれ、AI・インテリジェンスレイヤーを通じた予測・自動化を支える設計となる。
同社は国内のAI活用事例として火力発電所運営の最適化モデルの開発・導入などの実績を挙げ、構想策定から実装・運用まで共創型で取り組む体制を整えたとする。