神戸物産が機内食ビジネスへ参入し、グルメ杵屋と合弁会社MEAL HUBを設立、ルフトハンザ航空の機内食部門LSG APACの買収を通じて第二の柱の育成を目指す。
業務スーパーを中核とする神戸物産が機内食ビジネスに参入する方針を示し、外食チェーンのグルメ杵屋と合弁会社MEAL HUBを設立したうえで、LSG APACの買収を進める。これにより、業務スーパーに次ぐ新たな成長ドライバーとして機内食が位置づけられる。神戸物産の売上高は約5500億円で、そのうち業務スーパー1本が約96%を占めるという。
機内食事業は世界の航空旅客需要の拡大とともに成長が見込まれ、主要な市場として航空会社の付帯サービス以上の位置づけを目指す方向性が語られている。IATAは中長期的に航空需要の拡大を見込んでおり、世界の機内食市場の成長期待が伝えられる。
買収はLSG APACが空港近くのキッチンから約200社のエアラインへ機内食を提供していることが背景にあり、グルメ杵屋と合弁で新体制を築くことで調達力・商品開発力・コスト競争力を機内食市場へ横展開する狙いが示される。
今後はLCCの拡大や有料メニューの普及など市場の変化を踏まえ、アレルギー対応や宗教・文化配慮、健康志向に対応したプレミアムメニューなど、一人ひとりに合わせた価値提供が競争力になるとの見方が紹介されている。