NTTはAI対応データセンターを全国展開する計画を明らかにし、2029年末までにIT機器の電力容量を現在の約2366MVAから約4500MVAへ増やす見通しで、23区内と福岡市に新設の液冷対応DCを建設する。
NTTはAI対応データセンターを全国展開する方針を示し、23区内と福岡市に液冷対応のデータセンターを建設する。いずれも2029年に竣工予定で、立地はIX接続点やクラウド拠点に近いエリアを選定する。液冷技術を標準対応とし、AI処理能力の向上と熱問題への対処を図る。
国内のデータセンター需要拡大の背景にはAI開発・運用の自国内化に備える動きがあるとされ、NTTはソブリンAIに適したDCとして訴求していく方針を示した。
IDCジャパンの統計によれば、国内のIT電力容量は2024年末時点で約2366MVA、2029年末には約4500MVAへ倍増する見通しである。NTTはこの需要拡大を受け、液冷型データセンターの普及を進める。
今後の動向として、AIデータセンターの分散配置や海外企業との連携、国内外の安全性・機密性の配慮を踏まえた導入検討が続くとみられる。