香港は2026年版億万長者調査で世界第2位となり、香港の億万長者は106人、ニューヨークが164人で首位を維持する。日本はトップ15に入らず、存在感が薄いとの結果が報じられた。
世界の富豪データをまとめた2026年版 Billionaire Census によれば、世界の億万長者人口は2025年末時点で3795人、前年比8.2%増、総資産額は12.8%増の15.1兆米ドルとなっている。都市別ではニューヨークが164人で首位、香港は106人で第2位にランクインしている。
香港の特徴として、億万長者の約64%が香港外出身者であり、中国本土や他国から資産を移すケースが多い。香港は引き続きアジアの金融・資産管理の中心地としての地位を維持している。
一方、日本の都市はトップ15に入らず、国別ランキングでも存在感が薄い。日本の富裕層は国内市場に根差した資産構造が多く、国際的な資産移動には乏しいとの指摘がある。
AI投資ブームが世界の富豪資産拡大を牽引しており、2024〜25年の株式時価総額成長率でAI関連企業へ積極投資した企業は他社を23%上回った。2025年時点で資産50億米ドル以上の富豪は29人、総資産は4.1兆米ドルで全体の27%を占める。
香港は国際的な資産流入を背景に富豪人口の規模と国際性で存在感を示しており、日本はグローバルな資産形成の潮流において相対的に後れを取っている。