日本株の割安株の見極め方を学ぶセミナーが2026年6月25日、ネット証券5社とアセットマネジメント系企業、東京証券取引所の共催で開催され、エミン・ユルマズ氏らが講演しました。
本セミナーは2026年6月25日に開催され、登壇者にはエミン・ユルマズ氏のほか、若槻学氏、安西慎吾氏、部奈和洋氏、山口氏、司会は国山ハセン氏が務め、アーカイブ動画の配信も案内されました。
第1部では日本株の環境と今後の見通しがテーマとなり、ROEの重要性や現金保有の影響、株主還元の強化、デフレからインフレへ移行する際の現金活用の課題が議論されました。現金を株主還元へ回すことでROEの分母を減らす可能性、投資機会の創出が指摘され、政策的後押しとしてスチュワードシップ・コードや税制の見直しが説明されました。
また東証の改革に関しては市場区分の再編や資本コストを意識した経営の推進、プライム市場の上場企業への開示義務の拡大、グロース市場改革の着手などの動きが紹介されました。ROEやPBRの水準を国内外と比較しつつ、改善の進捗が報じられています。
第2部ではバリュー株の選び方と投資判断について実務的な観点が議論され、ROEとPBRの関係性やカタリストの活用、決算発表時の評価タイミング、売買タイミングの難しさ、長期保有の戦略が示されました。内部外部カタリストの例として政策変更や経営陣の意欲、資本効率の改善が挙げられ、ストーリー性を重要視する投資判断の考えが共有されました。