中国の文具市場は新学期を迎え、実用性を重視する購買動向に回帰している。調査によると保護者中心の購買が多く、ノートやアート系が好調だ。
中国の文具消費は新学期を機にピークを迎え、購買層の集中・リストに基づく購入・家庭単位の購入といった特徴がみられる。
JD.comの調査では今シーズンの購買層の中心は26〜45歳の保護者で全体の7割超を占め、25歳以下の学生層は9.1%にとどまる。ゲルインキボールペンが販売シェア12.5%を占有し、全アイテムをリードしている。
算数用ノートや作文ノートなどの専用ノート類の売上が急増し、アート創作関連文具の立体付箋やカスタマイズノート、手作りDIYキットの売れ行きも好調。美術教育・労働教育の推進で授業実践が多様化していることが要因と分析される。
一方で電動消しゴムや指紋認証ペンケースなどのハイテク文具・トレンド文具は主流ではなくなり、実用性・多機能性・幅広い場面での活用が評価される傾向が強まっている。
アナリストは、派手なデザインの追求が薄れ、文具は学習ツールとして安全性・使いやすさ・耐久性が核心的価値と指摘している。