カゴメは千葉大学と共同で自宅でトマト苗を育てる園芸プログラムを実施。1110人の参加者がプログラム前後で自己評価を行い、ストレスや社会的・心身の健康、就業意欲などの指標が改善した。
カゴメは千葉大学と共同で、製造業・情報通信業・健康保険組合など7企業1団体に勤める18歳以上の男女1110人を対象に、5月末からトマトが収穫される8月末まで自宅で苗を育てる園芸プログラムを実施した。参加者は同時にトマト栽培に関するオンライン掲示板を利用し、プログラムの前後でストレスや社会的健康、心身の健康、自己肯定感・自己効力感といった心理的資源を自己評価した。
プログラム後は、怒り・敵意、混乱・当惑、抑うつ・落ち込み、疲労・無気力、緊張・不安といった5項目のネガティブ感情が統計的に低下し、活気・活力、友好といった2項目のポジティブ感情が大きく高まった。また、社会的健康、心身の健康、心理的資源、就業意欲の各項目も統計的に有意に改善した。
この結果について、株主・従業員の健康経営やエンゲージメント向上の施策として、園芸プログラムを活用する企業に効果が期待できるとの見解をカゴメは示している。これらの成果は自己評価を用いたものであり、客観的指標の代替とはならないが、心身の健康と職場の交流活性化に資する可能性があるとされる。