8月16日までの2週間に報じられた日本と海外のフィジカルAI関連ニュースの要点を、現場稼働や資本市場動向、規制動向を中心に整理します。ZEALSのD1投入と量産計画、ファナックのオープンプラットフォーム化、Unitreeの上海IPOなどが主要トピックです。
国内の重要ニュースでは、ZEALSがヒューマノイドD1を正式発表し、価格を1体500万円からとし、2026年度内に100台を量産して現場稼働時間の累計1万時間を目標としました。現場稼働時間をKPIとする発表方針は、投資評価の軸をデモの成功ではなく実運用データへ移す意図を示唆しています。
ファナックはNVIDIAとGoogleとの取り組みを含むフィジカルAIのオープンプラットフォームを公開・拡充しました。既存の産業ロボット資産をAIモデルや外部計算基盤と組み合わせる形での活用が現実味を増し、APIやデータ取得能力、シミュレーション環境の重要性が高まっています。
海外では Unitree が上海STAR市場でのIPOを発表し、評価額約610億元、資金調達約61億元を目指すと伝えられました。DeepSeekが戦略投資を行い、AIモデルとロボティクスの統合が進むとの見方が示されています。
LGとNVIDIAの提携は次世代ヒューマノイドの開発と工場運用プラットフォームを横断する戦略を示し、欧州では Pony.aiとUberがロボタクシーの拡大計画を公表しました。これらはAIモデル・計算基盤・車両運用を分業する水平分業モデルの広がりを示しています。