猛暑を背景に、みぞれ状の飲める氷をつくるガリレイHDの技術が28年ぶりに脚光を浴びている。1998年、日本酒をみぞれ状にして飲める専用冷蔵庫を開発した。
近年の猛暑で、氷と液体が混ざったシャーベット状の「飲める氷」が注目を集める中、業務用冷蔵庫を手掛けるガリレイホールディングスは1998年、日本酒をみぞれ状にして飲める専用冷蔵庫を開発した。当時は熱中症対策としての用途は想定されていなかったという。
この技術が、時を経て現在の暑さの影響で再評価されている。社内で唯一開発当時を知る技術者の末田進氏は、技術が世の中の役に立つとは考えもしなかったと振り返る一方、今になって技術の有用性が再認識されていると語る。
今回の再評価は、みぞれ状の飲める氷を実現する設備の歴史と背景を示すものであり、ガリレイHDがこれまで培ってきた業務用冷蔵庫の技術と、猛暑時の飲用ニーズとの接点が見直されていることを示唆している。