マックス・フェルスタッペンは2026年F1アメリカGP決勝で採用されたタイヤ戦略が事前の合意と異なっていたとして不満を示した。2ストップのソフト–ソフト–ミディアム戦略が想定外だったと語る。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、アメリカGP決勝を3位で終えた後、チームが採用したタイヤ戦略について、事前に合意していた内容と異なっていたと指摘した。序盤でシャルル・ルクレールと2番手を争ったが、最終的にポジションを守り切れなかった。フェルスタッペンは決勝後のコメントで、タイヤ選択を含む判断に疑問を呈した。彼はこの戦略が自分にとって「楽しいレース」ではなかったと振り返った。
14周目にフェルスタッペンをピットへ呼び戻して新しいソフトタイヤを装着し、その後31周目にミディアムへ交換する2度目のピットストップを行った。しかし、最初のピットで再びソフトを装着する選択は、事前の話し合いにはなかったといい、合意を逸脱した可能性があると指摘した。彼は「どうしてああなったのか分からない」と説明し、戦略の経緯をチーム内で検証する必要があると語った。
また、ハードタイヤが使用できなかった点や、同僚ハジャーにはハードが投入されたことにも不満があった。加えて予選から続いていたパワーユニットの挙動にも問題があり、決勝でもマシンの挙動が一貫せず、エンジンブレーキとギアシフトの安定性が欠けていたと指摘した。フェルスタッペンはレース中に挙動を予測できず、全体として「よくなかった週末」と総括した。
最後に表彰台の3位について、VSC導入で守れた場面は認めつつも「3位でも大して変わらない」と不満を示し、レース全体のネガティブさが目立った。彼はルクレールとの戦いを控えめに見極め、無理に抵抗しなかったことも述べている。今回の週末は、戦略面とマシンの挙動の両面で課題が多かったとの認識を示した。