シルバーウィーク直前の日本株市場は、先週の下落を受けて日経平均が6万5,000円近辺の水準を再度意識する形で推移。今週は米国のFOMCや日銀会合の結果次第で動く展開が想定される。
先週の日経平均は6万4,011円で取引を終え、前週末価格の6万5,020円から1,009円安となり、週間ベースでも2週連続で1,000円を超える下落となった。中東情勢の不安材料による原油高や金利上昇、円高が相場の重石となった。
市場では買い戻しの動きも見られ、成長が期待されるAI・半導体関連株や金利上昇の恩恵がある金融株、原油上昇で利益を得やすい資源株・海運株などに資金が向かった。日経平均が6万5,000円台を維持しつつも、下値をつくる局面が続いた。
今週は米FOMCと日銀金融政策決定会合が焦点となる。FOMCでは利上げの可能性と見通しが市場の焦点で、結果次第で初期反応は変動する見込み。日銀の会合では今後の利上げペースが注目される。
日経平均の想定レンジは6万5,000円を中心とした動きが想定され、5月下旬の安値や200日移動平均近辺の下値が意識される可能性がある。一方、好材料が出れば買い戻しが進む場面も想定される。