ゲーム大手バンダイナムコホールディングスの2027年3月期第1四半期決算は経常利益が744億9300万円に達し、上期計画の進捗率は57%を超えた。トイホビー事業を中心に好調で、IP活用による長期安定収益の実現と北米での展開強化が進んでいる。
年末相場を見据えた中間決算シーズンが近づく中、2027年3月期の中間決算に向けた企業の動向が市場の注目点となっている。第1四半期の決算は概ね好調で、今後の中間決算で計画の上方修正が発表される銘柄も多いとみられる。
バンダイナムコホールディングスの第1四半期経常利益は744億9300万円となり、上期計画に対する進捗率は57%を超えた。売上高の約半分を占めるトイホビー事業では、トレーディングカードゲームやプラモデル、カプセルトイの販売が好調だった。
同社はワンピースやドラゴンボールといったIPを多数保有し、デジタル事業や映像音楽コンテンツ事業と組み合わせて長期的な収益基盤を強化している。北米市場におけるガンダム展開の強化など海外売上高比率の引き上げにも取り組んでおり、安定的なキャッシュフローの循環を促す構造が機能している。