髙島屋は2027年2月期の中間期決算を発表し、営業利益を590億円へ上方修正。金融事業の再編を含む持株会社設立も同日発表した。
髙島屋は2027年2月期の中間決算を公表し、売上高に相当する営業収益が2441億3100万円、営業利益が275億2100万円、前年同期比で増収増益となった。一方、親会社株主に帰属する中間純利益は160億1400万円で、前年同期比では減少した。
国内百貨店は営業収益1491億3400万円、営業利益は124億5800万円となり、円安を背景としたインバウンド需要の増加と国内顧客の堅調な売上が寄与した。海外百貨店も好調で、営業収益は186億3600万円、営業利益は46億100万円だった。
通期の業績予想は上方修正され、営業収益は従来予想5030億円から5091億円へ、営業利益は575億円から590億円へ引き上げた。一方、親会社株主に帰属する当期純利益の予想は380億円のまま据え置いた。
配当は中間22円、期末22円に据え置きつつ、1株当たりの中間配当を従来予想から2円増額して44円の年間配当予想とする。
また髙島屋は同日、髙島屋ファイナンシャル・ホールディングスを設立する会社分割を発表し、金融事業の戦略立案や経営管理を一元化してガバナンスを強化する方針を示した。
今回の金融事業強化には、クレジットカードを軸とした顧客接点拡大やライフパートナー事業、投融資事業などの拡充が含まれる。今後は中間持株会社を核に、金融サービスと既存事業の連携を深め、新たなサービス開発と収益機会の創出を目指す。