大手企業の夏のボーナス平均が100万円を超え過去最高となる一方で、中高年の賃金上昇は鈍化するとの分析が伝えられ、50歳前後の年収が新たな視点で見直されている。初任給インフレと役員報酬の高騰も併せて報じられた。
大手企業の夏のボーナス平均が1981年以降で過去最高となり、夏季のボーナスが初めて100万円を超えたと経団連の発表を基に報じられている。これにより従来の給与体系が見直されつつあるとの見方が示された。
上場企業の50歳の年収を試算し、50歳推定年収を上位100社でランキング化した。推計は有価証券報告書の記載と賃金カーブのデータを元に算出され、50歳は賃金ピークである可能性があるとの指摘が紹介された。
50歳と役員の報酬の格差が顕在化しており、50歳の推定年収は2000万〜3000万円程度であるのに対し、役員報酬は数億円〜十数億円に達するケースもあると説明された。グローバル企業では報酬が社員の十倍以上となるケースもあるとされた。
ジョブ型雇用の拡大により終身雇用・年功序列賃金の見直しが進む中、企業は専門性を活かす報酬体系へ移行する必要があるとの見解が示された。これからの賃金カーブはフラット化する可能性が指摘された。